JET、JQA、UL Japan、TÜV Rheinland Japanのマーク認証機関で行っている、電気製品の安全試験を紹介いたします。
電子レンジの扉を100,000回開閉させたとき、電磁波の漏えいに対する安全性(電波漏えいの測定及び扉に連動して設けられた二重発振停止装置の異常の有無)の確認及び扉の開閉機構等に異常がないか否かについて調べます。
なお、開閉試験回数の100,000回は、一般家庭において一日平均10回扉を開閉させたと仮定して、約30年間分に相当し、これは他の部品の寿命の数倍に当たり、電波漏えいに対する安全性を充分確保した回数です。
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電気製品、電子機器から発生するノイズ(電磁波)が大きいと、他の製品に妨害を与え誤動作を引き起こす可能性があります。
このEMC(電磁環境両立性)測定では、ノイズ源を見つけ、あるレベル以下で製品が設計されているかをノイズの大きさを確認しています。
●説明
<シーン1>
電波暗室内での測定(アンテナの自動上下動作)
<シーン2>
電波暗室内での測定(被測定物の自動回転動作)
<シーン3>
試験装置設定の様子
<シーン4>
屋外試験所での測定(試験所の様子)
<シーン4>
屋外試験所での測定(アンテナの自動水平垂直切り替え動作)
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テレビなどの高電圧機器に使用されている機器用内部配線の耐燃焼性を調べる試験です。15秒間ブンゼンバーナーの炎で燃焼させ、15秒間休止する操作を5回繰り返したときに、底面に敷いた脱脂綿が燃焼しないこと、上方に取り付けられた表示旗の焦げ面積が25%以下であること及び各回の燃焼時間は60秒以下であることが要求されています。
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